2009年8月8日

乳がん 正しい治療がわかる本(著:中村清吾)



乳がんについて、ひととおりが簡潔にまとまっているよい本でした。

著者の方が、聖路加病院のブレストセンター長さんということや
発行が昨年2月と比較的新しいこと、
そして「標準」の治療について詳しく書かれていることから

乳がんそのものの解説、検査法・治療法などの内容に
信頼がおけるというか、安心感がありました。

この本では、術前化学療法や
センチネルリンパ節生検を手術前に別に行うことを推奨しているのを読み、

温存でイケるということで、術前化学療法についてまったく検討せず、
「まず手術。」という流れに乗ってしまい、
センチネルリンパ節生検は手術時に同時に行うことになっていて、、、
もう数日後に手術を控えているこの身では
いまさらどうすることもできないなぁと、ちょっと反省してます。

もっと早く読んで、ちゃんと事前に先生に相談して、
たとえば「しこりがちいさいから術前化学療法は必要ないよ」とか
「余計にお金かかるし、とにかく手術しちゃったほうが」とか
とにかく何か言ってもらって、納得してから手術に臨みたかったかも…?

まぁ、言うほど反省も後悔もしてないですが。(^-^;)


「乳がんかも…?」って思ったら、まず、読んでおいて損はない本だと思います。
そんなに厚くないし、「~大百科」よりサラッとまとまっていて読みやすかったかも。

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