2009年11月8日

ホルモン療法の副作用

ホルモン療法を開始して、早2ヶ月。
時のたつのは早いですね~

副作用も少し実感してきましたよ。

※男性の方にはちょっと生々しいハナシも含まれますが、お許しを。


まず、生理がどうなったかというと、、、
ほとんどなくなりました。

最初の注射のあと、いつものタイミングでいつもぐらいの重さで生理が来ましたが、翌月はちょっと出血があった程度。次回はさらに減ることでしょう。

ただしその代わり(?)に、日常的におりものが増えてタイヘンです。。。
毎日おりもの用シートが手放せません。
おりもの用シートだと足りないぐらいの時もあってビックリしています。


そして、ホットフラッシュ。
ここ2~3週間でだんだんひどくなってきた気がします。

私がイメージしていた「のぼせる」って感じとは少し違ってて、なんか急にボワーっと暑くなってきて、上着を脱げれば「暖かい」ぐらいの感じ。上着を脱げないと汗がにじんでくる。暑さが持続するのは15~30分ですかねー。また急に「寒っ!」って感じるので急いで上着を着て。そんなのが一日に10回ぐらい。
薄着+上着で調整すれば、そんなに不快ではないです。急にボワーっと暑くなると、なんか自分の身体ながら不思議で面白くなっちゃいますね~
でもまだ今は寒い時期だからいいですが、(投薬は2~5年続くので)夏のことを思うと少し憂鬱です。。。


肌荒れ、シミ、イライラは副作用かよくわかりません。。。
あるような、ないような。(^-^;)

いろいろ何もやる気が起きないのは副作用のひとつかしらん…?
(たぶん違う。。。)

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2009年9月10日

ホルモン療法

本当はできるだけ時系列に書きたかったんですが、、、
なかなか筆が進まなくって(…てへっ。mixiアプリの漢字テストのせい?!)
リアルタイムでレポしていかないとドンドン忘れていっちゃう…!

ということで、いろいろ前後したり左右したり(?)しますが
生温かく見守ってください。。。(^-^;)



退院後、初の外来受診の日(8月27日)。

病理結果を元に(病理結果については後で詳しく書く予定)
「ホルモン療法をします。」と告げられた。

本で得た知識では、ホルモン療法で効果が出ない体質の場合に
化学療法(抗がん剤治療)を行うことが多いようで、
できれば抗がん剤は避けたいと思っていたので
(副作用がキツそうで、かつらが必要になるなど金銭面でより大変そうだったから)
正直、ホッとした。


「今日から始めたいと思います。」
「副作用として、更年期のような症状が出ます。また、生理が止まります。」

と言われたのだが、当日から生理が始まっていたので
『もしかして関係あるかも…?』と思って、その旨を告げると

「それじゃ、今日は止めときましょう。」

…と拍子抜け。
我ながら、なんてタイミングの悪い身体なんでしょう。。。(^-^;)

(こんなところでカミングアウトするのもチト恥ずかしいですが)
私の生理はだらだらと長く続き、1週間じゃ終わらないこともあるので
2週間後から始めることに。


そして、その「2週間後」というのが今日。
初の 抗ホルモン剤投与 を受けてまいりました。

気になる(?)投与方法ですが、
・リュープリンを4週に1度、腕に皮下注射。
・ノルバデックスを1日1回(朝食後)に1錠服用。

至って普通。スタンダードな治療ですねー。


皮下注射は、看護師さんに「痛いですか…?」と聞いたら
「うん、液体を入れてるとき、少し痛いかも...」と言われて
ドキドキして臨んだが、、、全然なんてことなかった。

CTとMRIの造影剤注入のときに、血管が見つからなくて
ゴリゴリ探されたのに比べたら、断然、こっちのが痛くない。

ただ、注射後、少ししたら(会計してる頃に)ジワーッと
なんともいえない痛みが来た。が、我慢できないような痛みではなかった。
今も、たまにピクッと痛いような気がするが、気のせいレベル。

注射なんて怖くないぞー。


…あ、そうそう。怖いのは、料金。(^-^;)
お注射1回、15,130円。お薬4週間分、3,810円。合計18,940円。約1.9万円也。
約1ヶ月に1回、2万円弱ずつ消えていく恐怖。。。

うぅ。働かねば!


あ、あと、注射後の副作用的なものは、まだ感じていない。
飲み薬は(明日からなので)飲んでないし、注射は「徐放性(徐々に効き、効き目が長く続く)」ということだから、これから来るのだろう。

更年期障害のような症状と言われても、更年期障害はまだ経験したことがなく
まったくの未知だ。

本によると、副作用の代表的な症状は次の3つ。
・ホットフラッシュ(急にのぼせる感じ?)
・肌荒れ、シミ
・イライラ、落ち込み、不眠

うー。
これ以上、シミの進行が早いとかイヤなんですけどー。。。

まぁでも、あれこれ考えてても仕方ないかー。
また副作用とか実感したらご報告しますので、お・た・の・し・み・に~!

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2009年8月26日

乳がん告知

6月18日(木)。
先週のマンモトーム生検の結果を聞きに、病院へ。

病院に行くたびに「きっと今日の診察で白黒つくハズ」という思いは
次の検査があるばかりで、裏切られ続けて来たけれど、

今日こそ、本当にいよいよ乳がんかどうかがハッキリする。

「もう、乳がんであってもなくても、どっちでもいいから早く教えて。」
ぐらいの開き直った気持ちになっていた。

まだ乳がんについて何も知識がなく、実感もなく、
「乳がんだったとしても、とっちゃえば、余命数年とかじゃないのよね?」
「まぁどうであっても、別にもう、いつ死んでもいいし。」
なんて思っていた。

無知って怖い。。。(^-^;)


診察室に呼ばれて、割とサラッと

「残念ながら、、、がんが見つかりました。」

と言われたけれど、
まぁそんなこんなでショックは少なかったように思う。


続けて、

「転移がないか、いくつか検査をしましょう。」

ということで、都合を聞かれ、検査についての書類を渡され、
アチコチまわって検査の予約を入れて帰るように言われた。

そこで「転移」いうワードを聞いて、急に怖くなったのを覚えている。


言われたとおりに、アイソトープ室やらに予約を入れ、会計して病院を出た。

バイト先に向かうバスの中で、夫にメールをした。
電話じゃ、なんて言ったらいいのかわからず、、、できなかったので。
判定はクロでした。。。

残念ながら、乳がんとのこと。。。
7月8日に転移がないか、CTとかMRIとかいろいろ検査して、16日に結果を聞きつつ診療方針を決めることになりました。
まぁ詳しくは帰ってからね。

やはり夫は、このとき、かなりショックだったそう。
ごめんね、ダーリン。


そして次の難関は、、、
たまたま、翌々日の20日に帰省することになっていたので
両親になんて言ったらいいのか、、、心が痛んだ。

後日談。
結局、そのときには両親に言いだせなかった。。。


『転移の検査』に続く。

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2009年8月23日

退院してました

入院した時の予定より1日遅れの18日に退院してました。
ご報告が遅れまして、もしもご心配してくださっていた方がいらっしゃったら
スミマセン。。。

手術も、術後の経過も(たぶん)ほぼ順調で
普通の生活にだいぶ戻りつつあります。

9日間、溜まりに溜まった
購読中のブログの更新、マイミクさんのmixi日記の更新、
twitterのタイムライン、メール・メールマガジン、、、
などをインプットすることで疲れ果ててしまって、、、

コメントや諸々のお返事すら気力が起きず、
ましてや自分のブログの更新まではなかなかたどり着けませんでした。。。

やっと、なんとなく落ち着いたので
入院中のことなど、またバシバシ書きたいな!と。
…決意を新たに、今の私は気合が入っておりますが、、、
まぁどうなりますか。(^-^;)

きっとゆるゆる行くことでしょう。
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2009年8月10日

行ってきます~

いよいよ入院です。

パソコン持込不可、館内携帯使用禁止という病院なので
ネットワーク依存症ぎみのワタクシは
何よりもそれが不安…。(^-^;)

なので、リアルタイムレポートというワケにはいかないのですが、、、
入院中のできごとや思いは
ノートに書き溜めてきたいと思います。

行ってきます…!
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2009年8月8日

体験者が伝える 乳がん 安心!生活book(著:TODAY!編集部)



突然「乳がん」と宣告されたと思ったら、だいたい、
入院・手術・放射線治療・抗がん剤治療などが
否応なしに始まるワケですが、、、
それは、誰しも、慣れることのない、未知の経験でしょう。

何が起こるのか、どうしたらいいのか、わからないことだらけ。
日常の細かいことも今までどおりできるのか心配だけど、、、
誰に聞いたらいいのかわからない。。。


この本は、乳がんとは何か?とか、治療法うんぬん...ではなく、
「入院のための服装」「お見舞いの方が来られたら」「手術後の下着」から、
化学療法・ホルモン療法にかかる費用についてや、
アロママッサージのしかた、、、などなど、

これから、乳がん経験者として生活していく上での
小さな不安や疑問に対して、詳細にアドバイスしてくれている本です。


現在は「2nd Edition」ですが、9月半ばには「3rd」が出るそうです。
私は図書館で2ndを借りたのですが、3rdが出たら買いたいと思っています。
ずっと手元において、長く付き合えそうな本です。


著者のTODAY!というのは、
(有)VOL-NEXTが運営している「がん患者サービスステーション」で、
青山にかつらや帽子・下着などの展示販売をするサロンがあったり
WEBモール、カタログ通販なども行っていたりして、

私は先日、青山のサロン(正しくは、青山ステーション)に伺って
ホスピタルブラを購入してきました。

そのときの模様は、改めて書きたいと思います。

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乳がん 正しい治療がわかる本(著:中村清吾)



乳がんについて、ひととおりが簡潔にまとまっているよい本でした。

著者の方が、聖路加病院のブレストセンター長さんということや
発行が昨年2月と比較的新しいこと、
そして「標準」の治療について詳しく書かれていることから

乳がんそのものの解説、検査法・治療法などの内容に
信頼がおけるというか、安心感がありました。

この本では、術前化学療法や
センチネルリンパ節生検を手術前に別に行うことを推奨しているのを読み、

温存でイケるということで、術前化学療法についてまったく検討せず、
「まず手術。」という流れに乗ってしまい、
センチネルリンパ節生検は手術時に同時に行うことになっていて、、、
もう数日後に手術を控えているこの身では
いまさらどうすることもできないなぁと、ちょっと反省してます。

もっと早く読んで、ちゃんと事前に先生に相談して、
たとえば「しこりがちいさいから術前化学療法は必要ないよ」とか
「余計にお金かかるし、とにかく手術しちゃったほうが」とか
とにかく何か言ってもらって、納得してから手術に臨みたかったかも…?

まぁ、言うほど反省も後悔もしてないですが。(^-^;)


「乳がんかも…?」って思ったら、まず、読んでおいて損はない本だと思います。
そんなに厚くないし、「~大百科」よりサラッとまとまっていて読みやすかったかも。

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2009年8月7日

お金と保険のこと

乳がんを告知され、検査や診断が進み、
また、いろいろ本を読むにつれ、

いちばん心配なことは、、、

そう、お金。


もちろん、入院・手術となればまず数十万の支払いが発生する。

だいたい、手術をする前までにも
検査検査で、4千円+5千円+2万円+4万円といった
診察料および検査費用を支払っている。

そして、たとえ初期の乳がんであっても、
「切っておしまい。」というワケには行かないらしく、

温存の場合は、取り残しのリスクを低めるために放射線治療を
25日程度行うのが標準のようで、25回で10万円を超える。

その後、転移や再発のリスクを減らすために
抗がん剤 または 抗ホルモン剤 もしくは両方を
投与しましょうということにだいたいなるそうで、
短くて2年、だいたい5年は
毎月のように3万円ぐらいの薬代を覚悟せねばならぬ。

…と、本を読む限りでは、どの本にも似たような記述がある。

痛い。

この不景気。
で、先日から無職の私。

お金のことを考えると本当に頭が痛い~~


そう言ってばかりもいられないので
取り戻せるお金は少しでも取り戻さねば。

仕事を辞めるとき、加入していた健保組合を任意継続した。
そして高額療養費の事前申請を行った。
これで、退院のときに支払う金額が限度を超えていた場合、
限度額までしか支払わずに済むらしい。


そして、生命保険。
私は24歳からP社の終身保険に入っている。

現在の担当のY澤さんにアポをとり、
手続きについてと保険金の概算金額を教えてもらった。

Y澤さんに担当が代わってから勧めてもらってつけた特約
「成人病特約」が、がんも含んでいた!
放射線治療まで適用してもらえるそうで、
毎月千円ちょっとの保険料プラス、しといてよかった。。。

ほんと助かりました。感謝感謝です。

これで入院・手術のときにかかると思われる費用は
すっかり保険でカバーでき、
後の投薬治療にまわす余裕もありそうで一安心。


あとは、生協の共済に入ってるが、
ケガのとき用のしょぼいヤツなので、、、
診断書代とチャラぐらいしか出ないかもしれず、、、

でも、P社のY澤さんから診断書を使いまわしできるかも?とか
いろいろ親切に教えていただいたので、
とりあえず、あとでセンターに電話してみようと思う。


++++++++++++

保険で多少は助かった~とはいえ、
5年も続く(かもしれない)投薬治療。

クスリの副作用で体調不良になることもあるだろうのに、
今まで以上に働かないと、、、

プラス毎月3万円なんて
どこから捻出すればいいんだか、かなり不安。


まぁでも、乳がんの人は100人に4人の割合で存在してて
みんなも同じように不安をかかえながらもがんばってる。

節約で浮かすにしろ、働いて補充するにしろ、
私も がんばりがい があるってもんだ。

なるようになる、ってね。

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2009年8月2日

マンモトーム生検

6月11日(木)。
先週の細胞診の結果を聞きに、病院へ。

結果は

「…うーん。良性か悪性か?の5段階のクラスでいうと
『3b』。ちょっと悪性ぎみという結果が出ちゃいました。。。」

「ちゃんとハッキリさせるために、もうちょっとたくさん、
『組織』を採って調べましょう。」

とのこと。

まずは採血、そして売店でバストバンドとやらを買ってから
また乳腺外科に戻るように言われ、
すべて済ませて待っていると、いつもと違う部屋へ呼ばれた。
マンモトーム生検はH先生という女医先生が行うようだ。

血液検査の結果、「貧血だね。」って言われちゃった。
健康診断でも貧血で要治療だった旨を伝えてみた。

でも貧血は検査には影響がないようで、、、
先週同様、上半身裸でベッドに横たわる。

まず、麻酔。
これが痛い! (>_<)
3回ぐらい(もっと?)ヂグーって刺された。。。
歯医者さんの麻酔は結構平気だから、勝手にそれぐらいの痛みかなって
想像してたけど、、、甘かったー

あと、左(患部)側の背中に枕を挟んで、身体を斜め横向きの状態で
「腕を上げてて。」って言われたんだけど、
上げた腕の置き場がなくて、脇の下のスジが延びそうで、
上げっぱなしの腕に血が行かなくて痺れてきて、、、それもつらかったー

麻酔が効いてきて、H先生が「メス。」って言ったときはちょっとドキドキ。
もちろん、麻酔で痛くはないんだけど。
先週のとは似てるようで違う動作音が長めにしてて。

なんか「もう一回。」って言って、2回採ったような感じがしたんだけど
それが普通なのかしらん?

組織の採取が終わって、
切開した傷口を若い先生(看護師さん?)に10分間押さえてもらった後、
止血用のブ厚く固めたガーゼをテープでギューっと留めた上から
さっき買ってきたバストバンドをギュギューっと巻かれた。

最初、ブラジャーをせずにTシャツを着るよう言われ、
その上からバストバンドをされて放り出されそうになったんだけど、、、
さすがにこのまま会社に行けないので、、、お願いして、
バストバンドをブラジャーがわりに巻いてる感じに直してもらったので
上からTシャツを着ちゃえば普段と変わらない状態になった。

麻酔が切れた後に少し疼痛があったけど、
親知らずを抜いた後ぐらいの痛みで、ロキソニンでなんとかなる感じ。

翌朝、傷口の消毒&ガーゼ交換のために病院へ来るように言われていて、
それが終わるまでは禁シャワーだったので、起き抜けで早朝に病院へ。

傷口を消毒して、薄いガーゼに交換+薄ーい透明フィルムをペタ。
透明フィルムがはがれないように、さらにガーゼをテープでペタ。
上のガーゼは今日いっぱいぐらい、
透明フィルムは来週の結果のときまで貼っておくように言われた。

バストバンドしなくてOKになったので、持っていったブラジャー装着。
忘れずに持ってってよかったー

一旦、お家に帰ってシャワー♪
そして普通に仕事へ。

結果は翌木曜。

検査時にもらった痛み止め、
「痛いときにだけ飲んでください。残ってもいいので。」
って言われたけど、結局、全部飲みきっちゃった。

あと、透明フィルムのはがれ止めのテープにかぶれて半日ではがしちゃった。
その後、透明フィルムの端っこがちょっとめくれたら、そこが痒くて痒くて。

未だに残ってるのは、たぶん、そのかぶれた痕。


『乳がん告知』に続く。

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細胞診

6月4日(木)。
2日前に受けたマンモグラフィーとエコーの結果を聞きに、病院へ。

結果は「…うーん。カタチが悪いので、細胞を採ってハッキリさせましょう。」
とのこと。

そのまま上半身裸になってタオルをかけ、椅子の脇にあるベッドに横になり、
主治医のE本先生によってエコー、そして胸に針をさされた。

しこりまで針を進めるとき、鍼治療を受けているときに感じる「鈍い響き」があった。
私は鍼で慣れているけど、慣れない人は「痛い」と感じるかもしれない。

そして、針を刺したままのときにガコガコいうような音がした。
細胞を採ってる音なのかな?
聞き慣れない音に少しドキドキしたが、特に痛くはなかった気がする。
(たしか。うろ覚え。(^-^;) )

針を抜いた後は、普通の注射の後と同じように止血用ガーゼをテープでペタ。
で終わり。

結果は1週間後。

『マンモトーム生検』に続く。

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2009年7月29日

コミュニティ

mixiで乳がん関連のコミュニティに入りました。

いろいろ勉強になりますね!

皆さんのカキコミを見て生まれたギモンや気づき。
  • 「浸潤性硬がん」って書いてる人がいた。私も浸潤性だけど(主治医に「浸潤性?」と確認したわけじゃないけど、本を読んだ限りでは間違いない。)、硬がんなのかな?何がんなのかな?
  • 大きさを「x.x cm×x.x cm」って書いてる人が多いけど、私は「1cm」って言われたー。1cm×1cmなのかなぁ?
  • ほぉ。入院時には「ふりかけ」必須らしい。冷蔵庫があるハズだから納豆ってのは、、、どうかな?
  • 抗がん剤や抗ホルモン剤は食欲不振や吐き気があると聞く。これは、もしや、痩せられるかっ?!でも、ホルモン治療中は太るとの情報も。。。
  • 温存の場合は術後に放射線治療を必ずやる、と本で読んだけど、化学療法(抗がん剤)・ホルモン療法ってのはやらない場合もあるのかな…?
    手術時の病理の結果がでないとわからないのかな?…私はやるのかな?
まだまだ全然読みきれてないので、またギモンや気づきは改めてまとめたいと思います。

こういう言い方は初期だから言えることで不謹慎かもしれないけど
私の、この、タバコを避けないと暮らせない症状の五里霧中さに比べると
同じ病気の先輩がたくさんいて、ちゃんと病気として市民権を得ていると感じ、
少し、気持ちが楽になりました。

抗がん剤や抗ホルモン剤の治療が始まったら
ツラくてこんなこと言ってられないか…?(^-^;)

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2009年7月27日

がんの遺伝子

日曜日に、日帰りで帰省してきので、
改めて親に「身内に癌になった人っている?」って確認してみました。

そしたら、、、
父親の母親方の家系は、癌の人が結構いるらしい…!

知らんかったー。。。


実は、その父親の母親である祖母も
薬の副作用らしいけど、亡くなる間際には胆管がんだったそう。

父親が、祖母の主治医の投薬や治療にギモンをもっていて、
結果、胆管がんになっちゃったことを根に持ってるみたいで。
なので、私にも特にわざわざ、胆管がんだったーってことを
言わずにいたみたい。(^-^;)

あと、伯父(父の兄)だとか、祖母の兄だとか、
最近亡くなった もうちょっと遠い親戚のおじさんだとか、、、

うーん。
知らなかっただけで、ちゃんと聞くと結構多いという事実判明。
(…私の薄情さが滲み出ちゃってますね。。。)

やっぱり「がんの遺伝子」ってのは根深いみたい。

私みたいに親戚づきあいの少ないタイプの方は
一度確認してみたほうがいいと思いますよ~
(そんなヤツはいないって…?!)

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2009年7月26日

かえるノート ~乳ガンになって私が選んだ道。(著:かえる)



著者のかえるさんは、38歳で乳がんが見つかり、
その時点で既にステージ3b。

それから7年間の、かえるさんが書き残した闘病記録(メモ)を
旦那さんが監修した本。

抗がん剤や放射線の治療を拒み、
医師たちとはいつもケンカしてて、
民間療法や機能性食品に頼って。

いったいこの人は何なんだ?…と
途中まで、トンデモ本か?反面教師か?と思ったりもしたが
最後の旦那さんのひとことで、ちょっとは気持ちが理解できた気がする。

かえるさんが治療していたのは98年~06年で
今とはいろいろ環境が違っただろうことや、
私とはステージなどの深刻さが違うので「参考」になることは少なかったけれど、

なんか、かえるさんの前向きな感じに圧倒されっぱなしの本だった。
最後は電車の中にもかかわらず泣いてしまった。。。

★は3つ。

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2009年7月25日

乳がん大百科(監修:南雲吉則)



2008年10月発売の本で、まだ情報が新しそうなのでセレクト。
テレビで見たことがある南雲氏が監修していた。

「大百科」という名のとおり、ひととおりのことが書かれていて、
まず最初に読むにはよかったと思う。

印象に残っているのは、やたらとセカンドオピニオンをすすめていたことと、
どういう手術・治療をするのか主治医が勝手に決めるのではなく
納得がいくまで話し合ったり質問したりしましょう的な内容が多かったこと。

読んだ時期は、転移の検査→結果を聞き、手術・治療方針を決める直前。

自分の乳房にがん細胞が居座っている、という事実は避けがたい。
では、それを踏まえて、今、何ができて、これから何が起こるのか?
なりゆきでたまたま主治医となった人の判断→指示に流されるまま
手術や治療を受けててホントにそれでいいの?っていう漠然とした不安や疑問を、
ちゃんて整理してから診察に臨み、納得して手術を迎えるにはよかったと思う。

「乳がん」と言われて、まず読む本として ★5つ。

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2009年7月23日

カミングアウト

そろそろ、mixiや本家ブログで
このブログのことをお知らせしようと思ってるんだー。

みんな引かないでよね…!
私は変わらず元気だからっ

やっぱり「乳がん」とはいえ、
「癌」って語には強力なインパクトがあるようで、
口にした途端、空気がサッっと変わるんですね。

「誰に」「いつ」言うかって、とにかく、とても難しい…!

夫には、病院から会社に向かう電車の中で「判定クロでした」と
メールで報告しちゃいました。。。

両親には、ちょうど発覚直後に帰省することになってて
そのときに言うつもりが、、、結局言えなくて、、、
後日、1日中検査でずっと携帯の電源切ってる間に母から電話が来てて、
折り返したときに
「電源切ってるなんてどうかした?」と突っ込まれ、「実は、、、」と。

バイト先の人は、、、隣の席の人と、健康診断担当のコは最初の再検査の電話を知ってるから、検査のたびに「どうだった?」と心配してくれるので全部正直に話してるけど、
それ以外の人にどこまで言ったらいいか、、、難しいねー。
なんつっても、今月末で辞めちゃうから。(^-^;)
まぁ、席で大きな声でしゃべってるので、近くの人はうっすらわかってると思うけど。。。
あとはマイミクさんが、このブログ読んでくれたらいいなって感じ。

mixiやブログでつながってる友人の方々は、
そんなこんなでこちらを読んでいただくとして、、、

あのー、皆様にお願いなのですが、私、隠すつもりとか全然ないもんで、
あんまりブログとか見なさそうな私の知り合いがお近くにいらっしゃったなら、
「そういえば、たけにゃかが~」って
テキトーに伝えておいていただけると助かります。(^-^;)

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乳がんになりやすい因子

  1. 初潮が早い(10歳以下)
  2. 月経周期が短い
  3. 閉経が遅い(55歳以降)
  4. 出産経験がない
  5. 高齢出産である
  6. 高学歴である(キャリア女性)
  7. 肥満
  8. 家族に乳がんになった人がいる
  9. 良性の乳腺疾患になったことがある
  10. 子宮体がん、卵巣がんになったことがある


私にあてはまるのは、

1 → 10歳。ジャストで○。
2 → 何日だと短いのかな?28~30日はフツーだよね。△。
4 → 産んだことないので○。
7 → やっぱコレがいちばん思い当たる。。。◎。
9 → 診断されたことはないけど、生理前に胸が張って痛いのは乳腺症ってヤツだと思うので△。

1~4 は、排卵の回数が多いってことで、
エストロゲンにさらされる期間が長いことが原因らしい。

5・6 は、よくわかんないけど、統計的にそうだってことみたい。
1980年代から乳がんがグングン増えていて、
ちょうどその頃から、女性の社会進出が増えて、、、ってことだけど、
2009年の今となっては、バリバリ働いて、高齢出産で、なんてザラじゃない?
まぁ、だから25~30人に1人が乳がんになったりもするのでしょうが。。。

7 は、エストロゲンが脂肪から作られるとかなんとかで、
肥満になるってことは、そういう脂肪摂取の多い食生活だ、ってことだろう。
動物性脂肪のとりすぎは特によくないと、どの本を読んでも書いてある。
…でも、好きなんだもん!

8~10 は、がん体質かどうかってことかな。
実は、ここ1年ぐらい不正出血の頻度や量が多くなったり
生理の出血量が多くなったりしてるので
健康診断の問診票に書いたら
「貧血で要治療。月経時の症状もあるので婦人科を受診しては。」
という所見があって、子宮内膜症や子宮筋腫のケもあるかもしれなくもない…?
ってことで、入院中に婦人科を受診させてもらうことになってるんだよねー。

1~10 の中で、7 以外はどうしようもないから、、、
(乳がんにならないように早く&たくさん出産しよう!って人はいないでしょ)
せめて「肥満」と言われないように節制しつつ、
やはり、定期的な検診が大事。ということですよ!女性の皆さん!

ちなみに私は、バイト先の健康診断で毎年「乳房視触診+乳房エコー」を受けていて
そこで見つけてもらいました…!
感謝、感謝です…!

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2009年7月21日

手術までの道のり

  1. 健康診断を受けた病院から、再検査の電話が入る [5月26日(火)?]
  2. 紹介状をもらいに行く。\1,050 [5月28日(木)?]
  3. 大学病院で再検査。乳房エコー→マンモグラフィ。4時間、約\3,500 [6月2日(火) 10:30]
  4. 検査結果聞きに行く。カゲの形が悪いとのことで、細胞診。1.5時間、\2,770 [6月4日(木) 8:45]
  5. 細胞診の結果、5段階の3b。ビミョーに悪性。採血→白黒つけるため、マンモトーム生検。もろもろで5時間、\20,510 [6月11日(木) 11:15]
  6. 生検の傷口の消毒。1時間弱、\210 [6月12日(金) 8:30]
  7. 生検の結果、乳がん判定「クロ」。。。転移の検査いろいろを予約。2時間、\210 [6月18日(木) 9:45]

ということで、私が「乳がん」であることは、この時点で確定。

少なくとも手術・入院が必要ってことも確定。

たまたま、7月末で勤め先を退職することになっていたので
8月以降の手術・入院であれば、業務を調整する心配が不要なのは気持ちがラクでした。

6月に5回、大学病院に行ったことになりますが、
「乳がん」とわかるまでも、わかってからも、
来月末で辞めちゃう会社の、誰にどこまで言えばいいのか、
何て言って休んだり遅刻したりすればいいのかはビミョーでしたね。

ここまでは毎週のように病院に行ってましたが
次は、検査の予約が大変らしく、だいぶ間が開いたので
検索したり本を読んだり、じっくり知識を深めるにはよい期間だったかな。

番号がリセットされるんで1番からだけど、、、↑の続きです。

  1. 造影CT→心エコー→心電図→アイソトープ(骨シンチ)→造影MRI。8.5時間、\38,690 [7月8日(水) 8:30]
  2. 病院から電話。「7/21手術が可能だがどうか?」と。都合が悪く、お断り [7月9日(木) 15:45]
  3. 検査結果と手術についてを聞く。手術に必要な検査の残り。レントゲン(上半身?)→採血→検尿→肺機能検査 2時間、\5,250 [7月16日(木) 10:00]

ということで、現時点で確認できていることは、、、

  • 転移はなし!
  • ステージは1
  • しこりの大きさは1cm
  • 手術は8/11に決定
  • 乳房温存できる
  • 全身麻酔する
  • 手術前日に入院。入院は1週間ぐらい。
  • リンパ節は、手術時にセンチネルリンパ節生検をして、結果により処置
  • 術後1ヶ月でスポーツジムに復帰してOK
  • 当然、9月・10月のキャンプも問題ない
  • 今冬のウィンタースポーツも問題ない
  • 入院する部屋は4人部屋(差額\5250)か8人部屋(差額ゼロ)の予定
  • 退院時に(差額ゼロの場合で)20万円ぐらいの用意が必要
  • 入院時、パソコン持ち込み不可
  • 携帯電話 館内使用禁止

うぅ。外界と隔絶されるーーー。
でも、、、

  • 全敷地内禁煙

ってのは非常に安心~

手術まで、風邪だけはひかないように、って釘を刺されました。
風邪を引くと手術が延期になるそうです。。。気をつけなくっちゃ。

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2009年7月19日

はじまりは1本の電話

5月も終わりかけのある日。
出社すると机の上に1枚のメモが。

「S病院の保健婦さんから電話がありました。折TELお願いします。」とのこと。
※S病院は健康診断を受けたトコロ

私が席に着くと、メモを書いてくれた人がススッと席に寄ってきて、
シリアスな顔つきで
「おはようございます。すぐに電話してください。。。」
そして隣の席の人が、
「婦人科の再検査のときって、そうやって電話が来るのよー」って。
2人とも婦人科の再検査の経験者なんだってサ。

とりあえず折り返し電話すると、
予想通り「乳房の再検査を受けてください」とのこと。
しかも「大きな病院でスグに。紹介状書きますんで。」って、、、そんなぁ。
ドキドキするじゃん…!

「大きな病院」って言われても、ぜんぜん心当たりもなく、、、
そのまま電話口で相談してみると
住まいの近くの病院をいくつか教えてくれた。
でも、近さも大きさも評判もよくわからなかったんで、、、

「えいや!」でいちばん近そうな大学病院「N病院」に決めて、紹介状をお願いした。

実は、1年前の健康診断でも「要再検査(3ヵ月後)」という所見がでていたのだが
3ヵ月後の10月にはすっかり忘れていて、、、
たまにチラッと思い出しても「まぁいっか。」で
次の健康診断までほったらかしてしまったという経緯もあり、、、

さすがにヤバそうだと、素直に
次の出社日の朝、S病院に寄って紹介状を受け取り、
6月2日(火)、その紹介状を持ってN病院へ。

2日はマンモグラフィとエコーを受け、結果は4日に。
※2日のリアルタイムなつぶやきがtwitterにありますので興味のある方はご覧ください~

『細胞診』につづく。

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2009年7月18日

はじめに

乳がんになってびっくりしたので
ブログをはじめてみました。

本館「すっぴんでいこう!」や
twitter、mixiもフツーに続けていきますが、
乳がんに関することは、こちらに記録していく所存です。

「乳がんかも…?」とドキドキしている方にも
今はまだ乳がんの「に」の字も意識してない方にも、
何かしら、お役に立てるといいなぁと思いつつまた、

私自身もこのブログで、冷静に客観的に
乳がんと向き合っていけるといいなぁと思っています。

なぁんて、ちょっとシリアスに硬く書きましたが

自覚症状ほとんどゼロ(確かに言われてみるとしこりは感じるが痛みはナイ)だし、
昨日はスポーツジムでエアロビしてきたし、
(あとで詳しく書きますが)幸い私は早期発見できて
すぐに死んじゃうような状態でもなく、、、

思うに、受動喫煙に敏感なこの状態(病気?症候群?)のほうが
ずーーーっとしんどくてやっかいで何とかして欲しいぐらいですが、、、

まわりに乳がんのことを隠すのもメンドイし、
かと言って、「乳がん」という語を告げたときの反応が
私の感じているダメージに比べて大きすぎて、
そのギャップを埋めるためにイチから説明するのもタイヘンなので

読んでいただければ、少しはその温度差が縮まるかなって。

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