2009年7月29日

コミュニティ

mixiで乳がん関連のコミュニティに入りました。

いろいろ勉強になりますね!

皆さんのカキコミを見て生まれたギモンや気づき。
  • 「浸潤性硬がん」って書いてる人がいた。私も浸潤性だけど(主治医に「浸潤性?」と確認したわけじゃないけど、本を読んだ限りでは間違いない。)、硬がんなのかな?何がんなのかな?
  • 大きさを「x.x cm×x.x cm」って書いてる人が多いけど、私は「1cm」って言われたー。1cm×1cmなのかなぁ?
  • ほぉ。入院時には「ふりかけ」必須らしい。冷蔵庫があるハズだから納豆ってのは、、、どうかな?
  • 抗がん剤や抗ホルモン剤は食欲不振や吐き気があると聞く。これは、もしや、痩せられるかっ?!でも、ホルモン治療中は太るとの情報も。。。
  • 温存の場合は術後に放射線治療を必ずやる、と本で読んだけど、化学療法(抗がん剤)・ホルモン療法ってのはやらない場合もあるのかな…?
    手術時の病理の結果がでないとわからないのかな?…私はやるのかな?
まだまだ全然読みきれてないので、またギモンや気づきは改めてまとめたいと思います。

こういう言い方は初期だから言えることで不謹慎かもしれないけど
私の、この、タバコを避けないと暮らせない症状の五里霧中さに比べると
同じ病気の先輩がたくさんいて、ちゃんと病気として市民権を得ていると感じ、
少し、気持ちが楽になりました。

抗がん剤や抗ホルモン剤の治療が始まったら
ツラくてこんなこと言ってられないか…?(^-^;)

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2009年7月27日

がんの遺伝子

日曜日に、日帰りで帰省してきので、
改めて親に「身内に癌になった人っている?」って確認してみました。

そしたら、、、
父親の母親方の家系は、癌の人が結構いるらしい…!

知らんかったー。。。


実は、その父親の母親である祖母も
薬の副作用らしいけど、亡くなる間際には胆管がんだったそう。

父親が、祖母の主治医の投薬や治療にギモンをもっていて、
結果、胆管がんになっちゃったことを根に持ってるみたいで。
なので、私にも特にわざわざ、胆管がんだったーってことを
言わずにいたみたい。(^-^;)

あと、伯父(父の兄)だとか、祖母の兄だとか、
最近亡くなった もうちょっと遠い親戚のおじさんだとか、、、

うーん。
知らなかっただけで、ちゃんと聞くと結構多いという事実判明。
(…私の薄情さが滲み出ちゃってますね。。。)

やっぱり「がんの遺伝子」ってのは根深いみたい。

私みたいに親戚づきあいの少ないタイプの方は
一度確認してみたほうがいいと思いますよ~
(そんなヤツはいないって…?!)

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2009年7月26日

かえるノート ~乳ガンになって私が選んだ道。(著:かえる)



著者のかえるさんは、38歳で乳がんが見つかり、
その時点で既にステージ3b。

それから7年間の、かえるさんが書き残した闘病記録(メモ)を
旦那さんが監修した本。

抗がん剤や放射線の治療を拒み、
医師たちとはいつもケンカしてて、
民間療法や機能性食品に頼って。

いったいこの人は何なんだ?…と
途中まで、トンデモ本か?反面教師か?と思ったりもしたが
最後の旦那さんのひとことで、ちょっとは気持ちが理解できた気がする。

かえるさんが治療していたのは98年~06年で
今とはいろいろ環境が違っただろうことや、
私とはステージなどの深刻さが違うので「参考」になることは少なかったけれど、

なんか、かえるさんの前向きな感じに圧倒されっぱなしの本だった。
最後は電車の中にもかかわらず泣いてしまった。。。

★は3つ。

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2009年7月25日

乳がん大百科(監修:南雲吉則)



2008年10月発売の本で、まだ情報が新しそうなのでセレクト。
テレビで見たことがある南雲氏が監修していた。

「大百科」という名のとおり、ひととおりのことが書かれていて、
まず最初に読むにはよかったと思う。

印象に残っているのは、やたらとセカンドオピニオンをすすめていたことと、
どういう手術・治療をするのか主治医が勝手に決めるのではなく
納得がいくまで話し合ったり質問したりしましょう的な内容が多かったこと。

読んだ時期は、転移の検査→結果を聞き、手術・治療方針を決める直前。

自分の乳房にがん細胞が居座っている、という事実は避けがたい。
では、それを踏まえて、今、何ができて、これから何が起こるのか?
なりゆきでたまたま主治医となった人の判断→指示に流されるまま
手術や治療を受けててホントにそれでいいの?っていう漠然とした不安や疑問を、
ちゃんて整理してから診察に臨み、納得して手術を迎えるにはよかったと思う。

「乳がん」と言われて、まず読む本として ★5つ。

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2009年7月23日

カミングアウト

そろそろ、mixiや本家ブログで
このブログのことをお知らせしようと思ってるんだー。

みんな引かないでよね…!
私は変わらず元気だからっ

やっぱり「乳がん」とはいえ、
「癌」って語には強力なインパクトがあるようで、
口にした途端、空気がサッっと変わるんですね。

「誰に」「いつ」言うかって、とにかく、とても難しい…!

夫には、病院から会社に向かう電車の中で「判定クロでした」と
メールで報告しちゃいました。。。

両親には、ちょうど発覚直後に帰省することになってて
そのときに言うつもりが、、、結局言えなくて、、、
後日、1日中検査でずっと携帯の電源切ってる間に母から電話が来てて、
折り返したときに
「電源切ってるなんてどうかした?」と突っ込まれ、「実は、、、」と。

バイト先の人は、、、隣の席の人と、健康診断担当のコは最初の再検査の電話を知ってるから、検査のたびに「どうだった?」と心配してくれるので全部正直に話してるけど、
それ以外の人にどこまで言ったらいいか、、、難しいねー。
なんつっても、今月末で辞めちゃうから。(^-^;)
まぁ、席で大きな声でしゃべってるので、近くの人はうっすらわかってると思うけど。。。
あとはマイミクさんが、このブログ読んでくれたらいいなって感じ。

mixiやブログでつながってる友人の方々は、
そんなこんなでこちらを読んでいただくとして、、、

あのー、皆様にお願いなのですが、私、隠すつもりとか全然ないもんで、
あんまりブログとか見なさそうな私の知り合いがお近くにいらっしゃったなら、
「そういえば、たけにゃかが~」って
テキトーに伝えておいていただけると助かります。(^-^;)

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乳がんになりやすい因子

  1. 初潮が早い(10歳以下)
  2. 月経周期が短い
  3. 閉経が遅い(55歳以降)
  4. 出産経験がない
  5. 高齢出産である
  6. 高学歴である(キャリア女性)
  7. 肥満
  8. 家族に乳がんになった人がいる
  9. 良性の乳腺疾患になったことがある
  10. 子宮体がん、卵巣がんになったことがある


私にあてはまるのは、

1 → 10歳。ジャストで○。
2 → 何日だと短いのかな?28~30日はフツーだよね。△。
4 → 産んだことないので○。
7 → やっぱコレがいちばん思い当たる。。。◎。
9 → 診断されたことはないけど、生理前に胸が張って痛いのは乳腺症ってヤツだと思うので△。

1~4 は、排卵の回数が多いってことで、
エストロゲンにさらされる期間が長いことが原因らしい。

5・6 は、よくわかんないけど、統計的にそうだってことみたい。
1980年代から乳がんがグングン増えていて、
ちょうどその頃から、女性の社会進出が増えて、、、ってことだけど、
2009年の今となっては、バリバリ働いて、高齢出産で、なんてザラじゃない?
まぁ、だから25~30人に1人が乳がんになったりもするのでしょうが。。。

7 は、エストロゲンが脂肪から作られるとかなんとかで、
肥満になるってことは、そういう脂肪摂取の多い食生活だ、ってことだろう。
動物性脂肪のとりすぎは特によくないと、どの本を読んでも書いてある。
…でも、好きなんだもん!

8~10 は、がん体質かどうかってことかな。
実は、ここ1年ぐらい不正出血の頻度や量が多くなったり
生理の出血量が多くなったりしてるので
健康診断の問診票に書いたら
「貧血で要治療。月経時の症状もあるので婦人科を受診しては。」
という所見があって、子宮内膜症や子宮筋腫のケもあるかもしれなくもない…?
ってことで、入院中に婦人科を受診させてもらうことになってるんだよねー。

1~10 の中で、7 以外はどうしようもないから、、、
(乳がんにならないように早く&たくさん出産しよう!って人はいないでしょ)
せめて「肥満」と言われないように節制しつつ、
やはり、定期的な検診が大事。ということですよ!女性の皆さん!

ちなみに私は、バイト先の健康診断で毎年「乳房視触診+乳房エコー」を受けていて
そこで見つけてもらいました…!
感謝、感謝です…!

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2009年7月21日

手術までの道のり

  1. 健康診断を受けた病院から、再検査の電話が入る [5月26日(火)?]
  2. 紹介状をもらいに行く。\1,050 [5月28日(木)?]
  3. 大学病院で再検査。乳房エコー→マンモグラフィ。4時間、約\3,500 [6月2日(火) 10:30]
  4. 検査結果聞きに行く。カゲの形が悪いとのことで、細胞診。1.5時間、\2,770 [6月4日(木) 8:45]
  5. 細胞診の結果、5段階の3b。ビミョーに悪性。採血→白黒つけるため、マンモトーム生検。もろもろで5時間、\20,510 [6月11日(木) 11:15]
  6. 生検の傷口の消毒。1時間弱、\210 [6月12日(金) 8:30]
  7. 生検の結果、乳がん判定「クロ」。。。転移の検査いろいろを予約。2時間、\210 [6月18日(木) 9:45]

ということで、私が「乳がん」であることは、この時点で確定。

少なくとも手術・入院が必要ってことも確定。

たまたま、7月末で勤め先を退職することになっていたので
8月以降の手術・入院であれば、業務を調整する心配が不要なのは気持ちがラクでした。

6月に5回、大学病院に行ったことになりますが、
「乳がん」とわかるまでも、わかってからも、
来月末で辞めちゃう会社の、誰にどこまで言えばいいのか、
何て言って休んだり遅刻したりすればいいのかはビミョーでしたね。

ここまでは毎週のように病院に行ってましたが
次は、検査の予約が大変らしく、だいぶ間が開いたので
検索したり本を読んだり、じっくり知識を深めるにはよい期間だったかな。

番号がリセットされるんで1番からだけど、、、↑の続きです。

  1. 造影CT→心エコー→心電図→アイソトープ(骨シンチ)→造影MRI。8.5時間、\38,690 [7月8日(水) 8:30]
  2. 病院から電話。「7/21手術が可能だがどうか?」と。都合が悪く、お断り [7月9日(木) 15:45]
  3. 検査結果と手術についてを聞く。手術に必要な検査の残り。レントゲン(上半身?)→採血→検尿→肺機能検査 2時間、\5,250 [7月16日(木) 10:00]

ということで、現時点で確認できていることは、、、

  • 転移はなし!
  • ステージは1
  • しこりの大きさは1cm
  • 手術は8/11に決定
  • 乳房温存できる
  • 全身麻酔する
  • 手術前日に入院。入院は1週間ぐらい。
  • リンパ節は、手術時にセンチネルリンパ節生検をして、結果により処置
  • 術後1ヶ月でスポーツジムに復帰してOK
  • 当然、9月・10月のキャンプも問題ない
  • 今冬のウィンタースポーツも問題ない
  • 入院する部屋は4人部屋(差額\5250)か8人部屋(差額ゼロ)の予定
  • 退院時に(差額ゼロの場合で)20万円ぐらいの用意が必要
  • 入院時、パソコン持ち込み不可
  • 携帯電話 館内使用禁止

うぅ。外界と隔絶されるーーー。
でも、、、

  • 全敷地内禁煙

ってのは非常に安心~

手術まで、風邪だけはひかないように、って釘を刺されました。
風邪を引くと手術が延期になるそうです。。。気をつけなくっちゃ。

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2009年7月19日

はじまりは1本の電話

5月も終わりかけのある日。
出社すると机の上に1枚のメモが。

「S病院の保健婦さんから電話がありました。折TELお願いします。」とのこと。
※S病院は健康診断を受けたトコロ

私が席に着くと、メモを書いてくれた人がススッと席に寄ってきて、
シリアスな顔つきで
「おはようございます。すぐに電話してください。。。」
そして隣の席の人が、
「婦人科の再検査のときって、そうやって電話が来るのよー」って。
2人とも婦人科の再検査の経験者なんだってサ。

とりあえず折り返し電話すると、
予想通り「乳房の再検査を受けてください」とのこと。
しかも「大きな病院でスグに。紹介状書きますんで。」って、、、そんなぁ。
ドキドキするじゃん…!

「大きな病院」って言われても、ぜんぜん心当たりもなく、、、
そのまま電話口で相談してみると
住まいの近くの病院をいくつか教えてくれた。
でも、近さも大きさも評判もよくわからなかったんで、、、

「えいや!」でいちばん近そうな大学病院「N病院」に決めて、紹介状をお願いした。

実は、1年前の健康診断でも「要再検査(3ヵ月後)」という所見がでていたのだが
3ヵ月後の10月にはすっかり忘れていて、、、
たまにチラッと思い出しても「まぁいっか。」で
次の健康診断までほったらかしてしまったという経緯もあり、、、

さすがにヤバそうだと、素直に
次の出社日の朝、S病院に寄って紹介状を受け取り、
6月2日(火)、その紹介状を持ってN病院へ。

2日はマンモグラフィとエコーを受け、結果は4日に。
※2日のリアルタイムなつぶやきがtwitterにありますので興味のある方はご覧ください~

『細胞診』につづく。

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2009年7月18日

はじめに

乳がんになってびっくりしたので
ブログをはじめてみました。

本館「すっぴんでいこう!」や
twitter、mixiもフツーに続けていきますが、
乳がんに関することは、こちらに記録していく所存です。

「乳がんかも…?」とドキドキしている方にも
今はまだ乳がんの「に」の字も意識してない方にも、
何かしら、お役に立てるといいなぁと思いつつまた、

私自身もこのブログで、冷静に客観的に
乳がんと向き合っていけるといいなぁと思っています。

なぁんて、ちょっとシリアスに硬く書きましたが

自覚症状ほとんどゼロ(確かに言われてみるとしこりは感じるが痛みはナイ)だし、
昨日はスポーツジムでエアロビしてきたし、
(あとで詳しく書きますが)幸い私は早期発見できて
すぐに死んじゃうような状態でもなく、、、

思うに、受動喫煙に敏感なこの状態(病気?症候群?)のほうが
ずーーーっとしんどくてやっかいで何とかして欲しいぐらいですが、、、

まわりに乳がんのことを隠すのもメンドイし、
かと言って、「乳がん」という語を告げたときの反応が
私の感じているダメージに比べて大きすぎて、
そのギャップを埋めるためにイチから説明するのもタイヘンなので

読んでいただければ、少しはその温度差が縮まるかなって。

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