2009年7月25日
乳がん大百科(監修:南雲吉則)
2008年10月発売の本で、まだ情報が新しそうなのでセレクト。
テレビで見たことがある南雲氏が監修していた。
「大百科」という名のとおり、ひととおりのことが書かれていて、
まず最初に読むにはよかったと思う。
印象に残っているのは、やたらとセカンドオピニオンをすすめていたことと、
どういう手術・治療をするのか主治医が勝手に決めるのではなく
納得がいくまで話し合ったり質問したりしましょう的な内容が多かったこと。
読んだ時期は、転移の検査→結果を聞き、手術・治療方針を決める直前。
自分の乳房にがん細胞が居座っている、という事実は避けがたい。
では、それを踏まえて、今、何ができて、これから何が起こるのか?
なりゆきでたまたま主治医となった人の判断→指示に流されるまま
手術や治療を受けててホントにそれでいいの?っていう漠然とした不安や疑問を、
ちゃんて整理してから診察に臨み、納得して手術を迎えるにはよかったと思う。
「乳がん」と言われて、まず読む本として ★5つ。
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